一日分全部を線で消す
さて、「管制塔」の、今日一日分の仕事の隣に全部印(チェックマークか矢印か×)がついたら、最後に、ページのトから下まで縦に線を一本引いておしまいにしよう。
そしてエンドルフィンをどっと噴き出させよう。
このときわたしに血圧測定機がついていたら、すうっと血圧が下がるのがわかるはずだ。
なぜなら、この線を引くことは、脳に思考停止許可を出すことだからだ。
もちろんそれは「管制塔」に書かれたこのさき数日間や数週間、あるいは数力月の用事をしなくてもいいという意味ではない。
だが、それは少なくともこれで今日の仕事は終わって、人間らしさを取りもどせるという合図なのである。
わたしは一日をすべて終え、もうお役ご免なのだ。
脳に休業命令を出せるのだ1。
夜型人間のわたしはしおりを「管制塔」の次のページに移し、不意をつかれないように翌日のリストに目を通しておく。
だが、もし何らかの理由でちゃんと「一日を終え」られなければ、「何か重要なことを忘れなかっただろうか?
明日になってご身に降りかかってくることはないだろうか?と、わたしは心配しつづけなければならない。
それはあまり心安らかな状態ではない。
頭痛薬を飲んだうえにさらに鎮静剤を飲んでベッドに入っても、簡単には眠りにつけない。
心からリラックスしていれば、薬はもっと早く効くはずなのに……。
しかし、きっちりと「一日を終える」と、あなたは心も軽く、弾んだ足取りでオフィスから出る。
車のそばに美しく咲き誇る花に気づいて驚嘆する。
自宅へ向かって車を走らせるあいだもリラックスし、気を散らさず、他の車にさきを譲ってやる(どうしてあんなにさきを急ぐんだろう? とあなたは不思議に思う)。
帰宅して夕食を摂りながらも、あなたは家族にその日一日の出来事を訊ね、会話に心から応じるだけのエネルギーを残している。
ベッドに入ってからは、天使のような穏やかな微笑みを浮かべたまま、何の心配事もなくすぐに眠りにつける。
ぐっすりと一晩中眠り、朝にはリラックスして新たな気持ちで目覚め、これからはじまる。
ロを楽しみにできる。
なんというちがいたろう。
二日を終えて脳に休業許可を出しただけで、こうもちかってくるのだ。
一日の終わりにデスクを片づける
最後が、一日の終わりにデスクを片づけることだ。
わたしが考えつく最適なたとえはディナー・パーティだ。
ディナフーパーティを開いて、後片づけができないほどひどく疲れてしまったか、飲みすぎて酔っぱらってしまい、後片づけは「明日にしよう」と思ったことはないだろうか。
そして翌朝、宴の跡を前にしてどんな気持ちになったか覚えているだろうか。
夜のあいたに汚し崖の妖精がやってきて、余計ひどくちらかしていったような気がしなかっただろうか。
ちらかったものをすべて片づけてしまわないうちは何も手がつけられない。
だが、片づけなければならないのはどれも昨日の話、昨日の混乱、昨日の問題なのだから、ちらかったデスクにもどってくるたびにうんざりした気持ちを抱くだろう。
しかもディナー・パーティと同じく、昨日のけりをつけなければ今日の仕事ははじめられない。
片づけをはじめるや、あなたは昨日の泥沼に引きこまれてしまい、新たに今日のエレガントな計画に立ち向かうことが二度とできなくなってしまう。
だからそういう事態に自分を追いこんではダメだ! 一日の終わりにデスクを片づけるのは五分とかからないはずだ。
とくにあらゆるものの収まり場所がはっきりしている「コックピットーデスク」があり、何もかもを書きこんでおけて、これ一冊あれば他のメモは一切いらない「管制塔」があり、行き先のない書類を入れておける「保留ファイル」がある場合にはなおさらだ。
それに他の用件が割りこんできても、一日中「いま決める」で対処し、それらを「つねに優先順位を見きわめ」ていける。
コ日の計画をチェック」して一日をはじめ、二日を終える」。
そうしたら、その日の終わりにデスクを片づけることなど、楽なものだ。
もっとも、本書の整理法を使っていたら、一週間や一ヵ月、一年、一生かかったところで、どれはどの書類がたまるというのだろうか。
すでにこの答えがわかっている人もいるはずだ。
デスクを片づけるというのは、毎日あなたに新たな情報をもたらす場所をすっかりさらってしまうということだ。
eメール、ファクス、留守電メッセージ、ブリーフケス、ナップザック、セカンドバッグなどに残ったものはないだろうか。
ではご象華な夕日を楽しみながら家へ帰ろう。
帰宅したら、家族や友人だちと心からつき合い、心安らかに眠りにつき、良い夢を見よう。
そして翌朝、ふたたび新たな気持ちで目覚めよう。
一日の終わりにデスクの上をきれいにしないと、翌日は前日の泥沼に引きこまれ、新たな一日をうまくはじめられない。
これまでやってきた整理法から外れないように、毎日十分から十五分をかけて儀式のように次の三つを実行しよう!
・ 一日の計画をチェックする
1 一日の仕事をはじめる前にリストの用件に優先順位をつける。
2 アポを確認する。
3 大きな用件にはアポと同じように時間を割り当てる。
4 ハートマークの行に小さな一歩を書きこむ。
計画を実行する
1 必要に応じて、集中できる時間を取れるようにする。
2 用件1に必要なものを集める。
3 用件1を処理する。
4 済んだら、用件1に関わるものを全部片づける
5 用件2に必要なものを集める。
6 用件2を処理する。
7 同じ手順を一日が終わるまでくりかえし、コ日を終える作業のために最後の五分を取っておこう。
一日を終える
1 一日を振り返る。
2 あなたが済ませた仕事について、自分を褒めてやる。
3 終わった仕事に一つ一つチェックマークをつける(エンドルフィンがいやでもどっと溢れ出る
4 後日に予定を入れなおすべき用件を確認し、
・まず、その用件を無理なく終えられそうな時期を探す。
・「管制塔」の該当する日付に略語やマークを使って簡潔にその用件を書きこむ。
・今日のリストにもどり、先送りした用件の前に矢印を書く。
5 不要な用件を全部消す。もし五回先送りされた用件があったら、何とかしてその用件を永遠にリストから消してしまう。
6 ズコロの用件のページに上から下まで線を引いて、そのぺIジを「終了」する。
一日の終わりにデスクを片づける
1 この時点でデスクの上に残っている書類や道具は
・「コックピット」内の適当な場所に収める。
・後日やるべき用件は「管制塔」に書き写す。
・適当なら「保留ファイル」に入れる。
2 どこにも出しっぱなしのものを残してはいけない、 最後に仕事用の脳のスイッチを切って、私生活を楽しもう!
・ いまやあなたは整理ができるようになり、そうした秩序ある状態を維持する方法を知っているのだから。
さいごに……全部やり終えたら?
さあ、これで全部済んだ。
余計なものも、放置されたものも汚いものもI切ない。
あたふたと探しまわることもない。
確かに環境を整えるには、はじめはいささか時間がかかるかもしれないが、いったん過去の悪しき習慣から抜け出れば、一日数分をかけるだけで新しい方法を続けていける。
一週間に1ステップずつしか進まなかったのは、悪しき習慣から抜け出すためだったのだ。
これが最良のやり方なのだ。
どうか信じてほしい。
そう、一日数分とわたしは言ったが、一週間放置しておいて週末や、月曜日の朝、仕事をはじめる前などにまとめて済まそうと考えてはダメだ。
毎日数分、覚悟を決めて必ずやらなければならない。
さもなければ、どれほど意気込みだけは強くても、決してやらないからだ。
そして自らつくり出した混沌のなかへすぐさま舞いもどることになってしまうだろう。
一日に入ってくる一九〇の情報とその他のものを処理できる、一つで完璧で、生活全般に応用できる方法をざっと振り返ってみよう。
「コックピットデスク」をつくる。
もっとも頻繁に使う道具を于元に置き、あなたは書類をどこへ収めるかわかっていて、それぞれの文書には明確に保管場所がある。
・毎日の用件を見渡せる「管制塔」をつくる。一日の用件をすべて書きこめるので、頭のなかや、デスクやコルクボード、パソコンのモニターなどに何も残しておく必要がない。
・行き場のないメモや文書は「保留ファイル」に収め、必要なときに見ればよい。
・一日中「いまI・決め」て、新たな用件が持ち上がるたびに自分がすべきことは何か”と考える。
・新たに入ってくる書類、電話、訪問者に対しては「つねに優先順位を見きわめ」て対処していく。
あなたにはすでに自分だけの優先順位リストがあり、今日中に何をやってしまわなければならないかがはっきりしているからだ。
・一日の仕事をはじめる前に[一日の計画をチェック]し、準備を整え、集中力を高める。
・脳が休んで、私牛活を楽しめるように二日を終え」て、終業する。
・明日に備えて1日の終わりにデスク(バーチャルな『デスク』も含めて)を片づける。
定期点検最後に、この方法をずっと続けるための注意点を挙げておこう。
「コックピット」内の道具をときどき点検して、使わなくなったものや使う頻度が増えたものをチェックして入れ替えよう。
・「デスクトップーファイル」を毎週チェックしよう。
そのファイルはいまでもホットだろうか。
毎週少なくとも新たなファイルを一冊加え、古いファイルを一冊抜くようになるかもしれない(そう、そのくらい物事は早く移り変わっていく。
わたしたちが変わらないと思っているだけだ)。
保留ファイルを二ヵ月に一回はさらって、すでに終わった書類が残っていないか確認しよう。
・毎月、トレーや作業場所、箱が妥当かどうかチェックする。新しいものはいらないか、いまあるものはまだ頻繁に使われているか、確認しよう。
・「いま決める」をまだ続けているだろうか。
「できません」とちゃんと断っているだろうか。
もし後退しているなら、「ダメ」ポストイットをもう一度貼りつけて、思い出してがんばろう
「いま決める」ことと「優先順位を見きわめる」ことは日常の態度を改める際、もっとも難しいということを覚えておこう。
・まだ「つねに」「優先順位を見きわめて」いるだろうか。
ここでも後退しているようなら、ポストイットをもう一度貼ろう。
・二日の計画と「一日を終える」作業が短縮できるように、略語やマークなどを使おう。
書く時間が減れば、それだけ人生を楽しめる時間が増える!・ファイルが満杯になって、新しい書類を入れにくくなったら、三十秒ほど時間を取って、中身を整理しよう。
もし時系列順にファイルしていて、新しいものが前のほうにあるなら、後ろのほうの半分を引き出して、捨てられるものがないか調べてみよう(捨てられるものがたくさんあって、きっと篤くはずだ)。
・ファイルーキャビネットの引き出しが満杯になったら、すぐさまざっとさらって、捨てるか別の場所に保存するファイルを抜き出そう。
空きのある箱を用意しておいて、保存用ファイルを簡単にそこへ移せるようにしておこう。
整理しないまま放置しておくよりも、整理するほうが簡単だということを忘れないようにしよう。
この世で唯一確かなのは、「ものごとは必ず移り変わる」ということだ。
方針や1順はものごとが変化していくなかで決まっていくということを心に留めておこう。
また元にもどつてしまつたら? 本書のはじめに、友人や家族、または職場の仲間か、とにかくだれか少なくともひとり協力者を得るようにと勧めたことを覚えているだろうか。
そう勧めた理由の一つは、いったんこの方法を身につけても、それを継続しつづけるには何らかのサポートがいるからだ。
生活に染みついた悪しき習慣を変えようとしていることを忘れないでほしい。
年以上も前にわたしのセミナーを受講した人がいた。
彼は受講中も、そのあとしばらくのあいだも、とてもうまくやっていた。
やがて徐々に時間が経つうちに、彼はしだいに自分にこう言いはしめた。
「これはやらなくてもいいや。
やらなくてもまだ機能するから」と。
そうしてけじめは少しずつだったが、結局最後にはスケジュール管理がすべて崩れ去ってしまった。
あるロ、彼は金儲けにつながる予定を三つ忘れるところだった。
そこに至って彼はまた自分のスケジュール管理の方法が、受講前と同じく、複数に分散してしまっていることに気づいた。
元にもどってしまっていたのだ。
驚いたことに(驚いたのは彼だ。わたしではない)、彼はすぐさま統。
された完璧な方法を取りもどし、いまでも、大変熱心なわたしの信奉者でいてくれている。
もしまた元にもどってしまったらどうすればいいかというと、気づいた時点ですぐ改めることだ。
いったん環境を整えてしまえば、それにしたがっていくことは比較的やさしい。
山になった書類の整理にいささか時間がかかるかもしれないが、あなたにはその片づけ方も、「コックピット」や「管制塔」「保留ファイル」フフペルをつけた積み重ねトレー」「作業の定位肖」など、環境の整え方も何もかもわかっているはずだ。
大都分はまだそれほど大きく変わっていないだろう。
ちょっと手を加えて更新してやれば、また機能するはずだ。
そうしたら、ふたたび「いま!決め」て、「つねに優先順位を見きわめ」「計画をチェックし」「一口を終え」「デスクを片づけ」ればいいのだ。
さて、では、整理をはじめよう。
そして整理された状態を保とうではないか。
やる気スイッチについて決して大げさな言い方ではなく、やる気スイッチを実体験をすることは、大変有意義なことなのです。
やる気スイッチについて、数年にわたり悪化の一途をたどってきたやる気スイッチの改善をアピールした。
本事例では、3ヶ月後に現在のやる気スイッチが継続できなくなることが、やる気スイッチができる前から分かっているものと推察されます。
やる気スイッチなどの小さなヒントを元に順番を選びましたが、たくさんのやる気スイッチ説明文にあたって慣れるしかありません。
知って大満足のやる気スイッチの情報はココで集めよう、やる気スイッチについて知りたいならこちら。
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やる気スイッチ情報は、このやる気スイッチサイトにて閲覧や印刷ができます。
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